こんにちは、nara です。
2021年4月から新卒で管理栄養士として働いています。
今回は、今まさに直面している困難について書きます。
私も色々とググってみましたが、新卒で栄養士就職した人は似たような経験をすることが多いみたいです。
この記事を読んで、特に新卒で栄養士として働いて悩まれている方が「私だけではないんだ」と、少しでも気分がプラスになられたら幸いです。
少し暗い話ではありますが、中にはこれを読んで少し救われる気持ちになる方もいるかもしれないと思い共有します。
私の性格(今まで?)の話
記事のテーマにもある通り、私はスーパーポジティブです(でした?)。
ポジティブだねって言われたことも、何度もあります。
嫌なことや困難があっても試練だと考え、のちに自分にプラスに返ってくると考えていました。
また、何でもやってみないと分からない精神で、色んなことをするのが好きです。
このブログも、素敵すぎるブログを見つけたのがきっかけで、私もやってみたい!と思って始めたんです。
●些細なことでは、電車が止まった時。
遠回りをしなければ目的地に着かないことがほとんどですが、いつもより多く歩ける!と考えます。運動は健康にいいので。
●所属していた学生団体についてぜひ話してほしい、とある国際協力NGOから連絡が来たきた時。
登壇者の経験はもちろんありませんでしたが、面白そう!この機会に私の団体について知ってもらえるいい機会だ!と考え、恐縮ながら引き受けました。準備に1週間ほどかけ、結果、150名くらいの前でお話ししましたが、これが私の国際協力の人脈づくりのきっかけともなった出来事です。
●怒られても、自分のために言ってくれているので、なぜ怒られたのか、自分が直せるところはどこか、という考え方をする。
●2020年の2月にフィリピンに行ったこと。
ちょうどコロナがパンデミックだと言われ始めたころで旅行をキャンセルするか少し迷いましたが、深く考えずとりあえず行きました。結果、大満足な時間を過ごせました。
良かったらフィリピンのその時の旅行の記事どうぞ↓
そして、勉強や学ぶことが好きで真面目な一面もあります。
こう見えて、中学の成績は1学期以外オール5、県トップ3に入る高校に入学、栄養学分野では上位の大学を卒業しました。語学(英語、ロシア語、フランス語、韓国語)の勉強も趣味の一種です(^^)
自分の努力次第で、ある程度なんとかなる勉強は頑張ってきた方です。
状況次第で性格は変わる、、?
私はポジティブだし、「何を言われても基本大丈夫!」と思っていました。
今までの部活やアルバイトで怒られた経験は
沢山学んで頑張るぞ~と意気込んで、2021年4月仕事を始めました。
でも、、、
様々な条件が重なったことで、私はネガティブに陥ることになりました。
(今は、大丈夫なのでもし心配してくださった方ありがとうございます!(笑))
こんな風になるとは、仕事を始める前は正直全く予想していませんでした。
今までの人生、自分のメンタルには自信があったし、スキルを身につけたいとそれなりに覚悟があったからです。
心の移り変わり
こんなにも意気込んでやる気満々だった私が、
なぜネガティブに陥ってしまったのか。
時系列で私の心の移り変わりを書いてみました。
ちなみに、これは1カ月の期間に凝縮されています。(自分でも、たった1か月でこんな心境の変化があったのか!と思います(笑))
もしかしたら、同じような悩みを持つ方に役立つかもしれないと思ってシェアします。
初めに:私の職場体制
3年目の先輩1人、あとは私と新卒同期の、3人で栄養士業務をしています。
さらに言えば、スタートアップをこの3人でやっています。新卒2人で?って思われるかもしれないですが本当なんです。
だからこそ初めから任されることも多く、責任重大な仕事です。
あとあと聞いたのですが、栄養士は職場に1人という体制が一般的みたいですね。
そうだとすると、私の職場は3人も栄養士がいるので特殊かもしれないです。
第一段階 たくさん勉強して吸収していこう
毎日覚えることが沢山で、栄養士の仕事としても勉強することが沢山。
事業の目的に共感するし、社会に必要な栄養士として大切な仕事だと私も思うので、大変だけど理想(様々な業務がこなせる状態)に向かって頑張ろう。
家に帰ったら、職場で書いたメモを振り返ってノートにまとめよう。
仕事終わりも毎日家で勉強していました。
勉強が嫌いな性格ではないので、たくさん学べて楽しいなという感覚。
やる気に溢れていました。
第二段階 先輩に怒られるけど、、
家でも振り返りや勉強を沢山しているけど、職場で間違えが起きる。
その度に先輩は怒る。それは当たり前だ。間違えるこっちが悪い。命を預かる仕事でもあるので先輩がピリピリするのも分かる。
怒られないように、先輩に迷惑かけないように、もっと勉強が必要なんだと考え、仕事終わりの家での振り返り・反省の時間が増えていきました。
「明日はこれを間違えないようにして、、」
「この業務も忘れないようにやらなきゃ、、」
頭に詰め込むことがどんどん増えていく。
第三段階 仕事が合わないのかな
間違えないように、家で振り返りの時間を沢山作り「今日はこれを間違えないようにしよう」と意気込んで仕事に行く。
最大限の努力をしているにも関わらず、やっぱり完璧に出来る日はない。
毎日何かしらミスがあり先輩に怒られる。
「今日はこの業務を忘れずにできた」、新しいことだらけの中、自分ではそれをこなすだけでも精一杯なのに、一つ間違いや抜けがあると徹底的に指摘される日々。。。
確かに自分が間違えたけど、こっちはかなり精一杯にやっています、、それを分かってもらえないばかりか、”言い訳”と言われることも多くなってくる。
さらに、業務時間外や休みの日に、私のミスを指摘されるLINEも増えていった。しかも、私のミスが分かる写真付きで。
何か指摘されるLINEが送られてくるのではないかとびくびくするようにもなった。
先輩がいると常に萎縮してしまい頭も回らなくなり、さらに間違いが増えていく悪循環に陥っていた。
こんなに出来ないからこの仕事に向いていないんだ、と思うようになってきた。
この段階ではもう、仕事終わりの時間は全て勉強に使っていて、常に頭から仕事が離れなくなっていた。
第四段階 私って駄目なんだ
だんだんと私の間違いに対する、先輩の言い方や態度がエスカレートしていく。
どれだけ勉強しても、完璧に出来ずミスを犯す日々。
これ以上無理というくらい努力しても、ミスをする私は駄目なんだ。。
そう考えるようになった。むしろここまでやって無理なら、仕事は合わないし辞めた方がいいと思った。
全日休みの日も8時間くらい勉強した上にずーっと頭から仕事が離れず、かなりのストレスを感じていた。これって普通の状況じゃないかもと思い始めた。
インスタグラムを見れば、新社会人の友達が仕事終わりや休日に出掛けている様子があり、私は勉強しないと不安だから遊ぶことは出来ないな、でも常に頭から仕事が離れないのっておかしいのかな。
気付けば、ヘルプを求めて「私 駄目な人」や「仕事 頭から離れない」といった言葉をたくさん検索していた。仕事の悩みを家族や他の人に相談できていなかったので、インターネットの世界にとても感謝しました。
第五段階 希望が見える「私だけのせいではないのかも」
たくさん検索しているうちに、救われる言葉を見つけた。
会社が研修もしない・教育する気がない
そのような会社は速攻で辞めた方が良い
よくよく考えたら、私が頭いっぱいになる原因である、実務の内容はちゃんと教えてもらったことはなく、ぶっつけ本番であった。
初めてやるうえに、間違えないようにしなきゃ、と頭に入れることが多すぎる状況。
そりゃ出来ないに決まっている、、のではないか?
その状況下、一つでも間違えると徹底的に怒る先輩はどうなのか。
励ましの言葉は全くなく、自分の中ではとても気を張って頑張って出来たことも「できて当たり前」と言われる。
思い出せば、否定しかされていない。
私が先輩の立場だったら、こんな言い方しないのに、、ということが多すぎる。
最初は、私も完璧に、間違えないように、やろうと意気込んできたが、
ここまでくると限界を感じていた。
今まで、何か問題があったときに自分の中で解決・改善を図ってきた自分が、周りの環境が原因なんだと考えるようになると思わなかった。この環境で、出来る人も中にはいるかもしれない。現に、この職場のもう一人の同期も、私と考えは一緒で共感していて、転職を考えつつではあるが、今のところなんとかやっている。
でも、私はこれは無理だと思った。
第六段階 自分のためにも、仕事を辞めた方がいいと気付く
命に関わる仕事を、このメンタルで、先輩を前にした緊張状態でやるには危険すぎる。辞めた方がいい、と考えた。
仕事が頭から離れず、睡眠にも支障が出始めた。
自然と涙が出るようになり、仕事に行くなら死んでもいいと思うくらいまでになった。
このままでは自分がやばいと感じた。取り返しのつかないことになる前になんとかしなきゃと思った。
初めてここまでのメンタルブレイクを経験した。
さいごに
最後までお読みいただきありがとうございます。暗い話を長々と失礼しました。
私の経験上、きっとこの記事に救われる人がいるのではないかと思います。
ここまで詳しく心境の変化をつづった記事は、私が検索した限りなかったからです。こんな記事があったら救われるなと、自分があの時読みたかった内容を記事にしたつもりです。
次回は、私がこのネガティブな思考、メンタルブレイクからどう立ち直っていったか、その後について書きたいと思います。
今後ともよろしくお願いします!