Nara's diary

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【青年海外協力隊】2022秋 合格 それまでの経歴(栄養士)

ボリビア国旗オリジナル


こんにちは。

国際栄養のキャリアを進むために、青年海外協力隊を受けていたNaraです。

 

この度、うれしいご報告があります。

無事に、青年海外協力隊合格していました🌸

 

5年ほど前に国際栄養を目指そうと決めたときから、青年海外協力隊は一つの登竜門だと感じていました。そのスタート地点にやっと立つことができました。

 

栄養士として、ボリビアに行くことになりました!

スペイン語を3か国語目にしたいという夢も叶いました✨

これから色々と発信して、同じ道を目指す方の参考になればとますます思います。

 

今回の記事では、2年の栄養士のキャリアの中でどんなことをしてきたのかをご紹介します。

協力隊に受かるために、キャリアを選んでやってきて2年で合格するというのは私の中で最短の想定であり、4年目から協力隊挑戦しようかと考えてもいました。

今回受かったのはもしかしたら定員割れだったのかもしれないし、他の栄養士合格者が何歳でどんな経歴を持つのか分からずなんとも言えないですが、一応合格したということでお読みいただけたら嬉しいです。

 

 

協力隊応募時の実務経験年数とキャリア数

JOCVに応募時点、

私は社会人経験すなわち栄養士経験は、1年7か月ほどでした。

経験した仕事は、大学卒業後4種類です。

4つの仕事を1年半ほどで経験できた私は運が良かったと感じています。

 

大学は、管理栄養士養成校に通う

協力隊は「管理栄養士」ではなく「栄養士」でも受かるかもしれませんが、私は管理栄養士免許を持っています。

4年制大学で管理栄養士養成課程を進み、国家試験を受けました。

ひと学年60人ほどのクラスで、私以外に国際協力を目指す人はいなかったようです。

やはり国際栄養はマイナーな道で、今もそうですが孤独を感じます。

 

①卒業後1年間は、保育園で

いわゆる新卒のキャリアは、保育園を選びました。

今は少し変わりましたが、当時は国際栄養でも母子保健をやりたいと考えていたからです。また、スキルが身に付きそうな保育園を見つけたというのも理由です。

仕事内容

  • 給食業務 一般的な乳幼児期の栄養(離乳食・幼児食)、衛生管理の知識。子供35人分の調理のため、大量調理ではなく家庭料理に応用できる量の調理経験。
  • 献立作成及び栄養価計算 →この保育園ではサイクルメニューが禁止、毎月新しいメニューを考案・開発。
  • 近くのスーパーで食材調達 →自分の目で見て食材を買って調理するという経験(冷凍食品の使用は禁止でした)。食材の値段や日本のスーパーの品揃えの知識。
  • 食育 →子供向けの食育活動の企画、実施。保育士さんとの連携。
  • 保護者との栄養相談 →乳幼児期の保護者の食事に関する困りごとの知識。

    nara0307.hatenablog.com

     

 

➁2年目は、公衆栄養の分野へ

私は国際栄養といっても地域の人から栄養に関しての相談を受けるような、人と関わって栄養教育をすることを目指しており、これは協力隊合格のための経験にも繋がると考えていました。

そのスキルを磨くのにぴったりな会社とたまたま出会いました。

仕事内容

  • 特定保健指導 →生活習慣病予防のための栄養指導、10程度の自治体で実施。JOCV応募時には100件ほどの経験。
  • 介護予防教室 →栄養講和、栄養改善プログラムの企画・実施・評価。
  • 健康増進施設 →栄養セミナーの企画・講師
  • 高齢者の訪問健康相談

 

nara0307.hatenablog.com

 

 

 

これら2つの仕事は常勤でやっていました。それ以外に2つの仕事を経験しました。

 

カンボジアNGOでの栄養コンサルタント

私が学生時代に、カンボジアにかかわる学生団体に所属していた関係で、カンボジアで栄養教育を行うNGOさんとご縁がありました。駄目もとで仕事を何かさせてもらえないか聞いてみたら、やらせていただけました。

仕事内容

  • カンボジア人現地スタッフ対象の栄養研修(100分×5回) →食文化が日本とは異なる人対象の栄養教育プログラムの企画・実施
  • カンボジア小学生向けの栄養教育教材の開発
  • 英語での実務経験

 

➃母校の公衆栄養学実習の助手

私が大学で公衆栄養学研究室に所属していたご縁で、実習の助手をやらないか誘われました。

改めて公衆栄養学をおさらいできたので、自身の勉強にもなりました。

地域診断や地域の公衆栄養プログラムの企画についてなどを授業で行うため、協力隊の活動にも生かすことが出来ると思います。

 

番外編:学生時代のインターン

私は国際栄養を目指すと決めた際に、ネットで調べて出てきた国際栄養士さんに直接連絡を取りました。

もちろんすごく緊張して、学生の私なんかが直接メッセージしておこがましいと思いましたが、、。

すると、予想外、その方がすごく親身に相談に乗ってくださいました。そして、その方がインターンを募集していた際に応募して合格をいただき、一緒に活動させていただいていました。

 

 

終わりに

学生時代から見据えて色々やってきて、社会人2年で詰め込めた経験はどれも良かったと思っています。特に保育園は過酷で修行のようでしたが、どの経験も短い期間で集中してスキルを自分のものにできた気がします。

その結果、私の中で最短で協力隊に合格できたのかもしれません。ここがスタートなのでここからまた頑張りたいと思います!