Nara's diary

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【青年海外協力隊】駒ヶ根訓練所の毎日の生活は?

こんにちは。

青年海外協力隊に栄養士で合格しているNaraです。

私のボリビアへの渡航日は、2024年1月だそうです!

 

青年海外協力隊は、派遣前に訓練があります。

同じ時期に渡航を迎える協力隊(厳密には候補生)が集まって、主に語学の習得を行います。訓練所は長野県駒ケ根市と、福島県二本松市の2か所あり、私は駒ヶ根訓練所での訓練となりました。

 

今回は、駒ヶ根訓練所の生活がどのようなものかを書いていきたいと思います。

ちなみに、派遣国の語学をすでに習得している場合は訓練は免除されます。例えば、派遣国で英語を使い、TOEICのスコアをある程度持っている場合などです。私はスペイン語のスコアを何も持っていないので、訓練に参加できました。

 

駒ヶ根訓練所

 

 

訓練期間や訓練時期は?

まず訓練期間は、60日です。

コロナ前は70日間だったそうですが、現在は60日となっています。10日間減らした訓練となっているため、特に語学学習は進みが早くなっているようです。

 

訓練時期は人にもよるのですが、だいたい派遣の1~2か月前です。

ちなみに私は1か月半前でした。渡航日は訓練期間に教えてもらったため、訓練が始まる際は自分がいつ渡航するのか分かりませんでした。

 

一日の流れ

平日は祝日関係なく課業(語学授業や必修講座)があります。土日も何かしらあることが多いです。例えば選択講座や地域のボランティア活動などです。

ちなみに、駒ヶ根訓練所は、スペイン語、英語、フランス語、ロシア語、ウズベク語、ネパール語シンハラ語などの派遣国の候補生が集まります。

ここでは平日の流れを紹介します。

***

7:20~8:00  朝食

8:15~      朝の会(朝礼、国旗掲揚、連絡など)

8:45~      語学授業

11:40~13:00   昼食、昼休み

13:00~15:10   語学授業

15:10~   語学自習や必修講座

18:00~19:00  夕食

19:00~   自由時間、自主講座、オリエンテーションなど

23:00              消灯

***

かなりあっという間に1日が終わる印象でした。語学に限らず、課題が常に課せられている生活です。

私は通勤通学に数時間費やしていた人です。訓練所では通勤がないのにも関わらず、忙しい充実した毎日を過ごしていました。

昼休みや17:00以降はある程度自由な時間で、語学自習や運動をしたり、候補生の自主講座や企画に参加したりという毎日です。宿題は結構出ますので、15:10以降は宿題に費やしてほぼ時間が終わることもあります。個人的には本が好きなので訓練所の図書館で本を借りて読んだり、あとはトレーニング室で筋トレをしたりしていました。他の候補生と話すこともあります。

 

訓練所の雰囲気

到着してまずスタッフの明るさに驚きました。これから新しい生活が始まると緊張していましたが、笑顔を沢山向けてくださいました。階段をかなり上らなければならず、重いスーツケースを運ぶのを手伝ってもいただきました。

 

その後全体の緊張が解けたのは、だいたい1か月を過ぎた頃かと思います。訓練が2か月しかないのに、もったいない気もしました。慣れない場所での生活をするという意味では、任国に派遣されたときの練習になると思いました。

 

他候補生の雰囲気はというと、とても良いです。今同じ場所に集まっているのに、この2か月後には全員が世界に散らばっているというのは、ここでしか味わえない感覚だと思います。年代は20~60代が同じ割合ずついるようななかなかない構成です。毎日の生活はほぼ語学で、お互いに高め合い助け合ってこの2か月をともに生活します。

各々の得意分野を生かして企画をし学び合ったり、ボランティア活動ではお互いに協力しながら地域のイベントに参加したりしています。

 

おわりに

駒ヶ根訓練所は初めは緊張しますが、だんだんとお互い打ち解けて最後は2か月は短すぎてとても寂しくなりました。お互いに任国への派遣に向けて、高め合い協力し助け合う雰囲気はここならではの雰囲気だと思います。

協力隊に合格した方はぜひ訓練所の生活も楽しみにしていただけたらと思います。

選考中の方は、合格しますように!!