Nara's diary

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【青年海外協力隊】 日本からボリビアまで35時間、いきなり高地に降り立つ息切れ体験

こんにちは。ボリビア青年海外協力隊のNaraです。

先日、ボリビアに到着しました!

人生初の3回乗り継ぎでボリビア、ラパスまで来ました。

 

 

ボリビアってどこ?

そもそもボリビアってどこ?という方多いと思います。

私の友人の中にはアフリカだと思っていた人もいました。

 

ボリビア南アメリカです。

よく日本の地球の反対側はブラジルだと言われると思うのですが、ボリビアはブラジルの隣です。

★が付いているのは、首都ラパスです。

南アメリカ 地図

 

世界一標高が高い都市、ラパス

子供のころに、世界一高い山とか世界一広い湖などを勉強したと思うのですが、

世界一標高が高い首都を覚えていますか?

 

それが、ラパスです!

 

ラパスは標高3,640mあるとされています。

ちなみに、富士山は3,776mです。

 

ボリビアまでのルート

人生初3回乗り継ぎを経験しました。ということで、5つの空港を利用した空旅でした。書くだけでも長いですね。

羽田・日本

ダラス・アメリ

マイアミ・アメリ

サンタクルスボリビア

ラパス・ボリビア


日本を1/30 11時離陸からのラパスには日本時間1/31 22時ごろの到着。

合計35時間!

 

飛行機を3回乗り継ぎするとどうなるのか

以下に記したので興味があったらお読みください。

あまり3回乗り継ぎはおすすめしないです。

 

・時間の感覚が無くなり、今何時なのか分からない(アメリカはダラスとマイアミでも時間が異なる上に12時間ほどの日本との時差がある)。

・ただ、携帯をWi-Fiに繋げば、トーク履歴も含め携帯の時間が現地時間に全て変わる。
・時差の関係で、アメリカまで時間を戻していたので常に昼間のイメージ。夜が来るのがとても遅かった。
・さすがに疲労感を感じる。飛行機であまり寝れない私は常に起きているのが35時間続くような感覚。ただ、天気が常に良かったため朝日を浴びて、日本時間の深夜でも現地が昼間であれば目を覚ますことはできた。太陽の力はすごい。日本の深夜時間帯でも、太陽があれば身体は昼間の感覚になった。ホルモン、恐らくセロトニンが作用しているのだろう。

・長すぎるため、私はどこに向かっているのだろうと我に返る瞬間が何度もある。

 

4000mに着陸すると…

ボリビア首都ラパスは、世界一標高が高い首都であり、

そのため空港もかなり標高が高いです。

El Alto空港、日本語で「ザ・高い」みたいな名前で4000mあります。

 

El Alto空港の駐車場 
標高が高すぎて同じ高さに何もないから、周りに何も見えないのでしょう。
雲が下にありますね!

飛行機から出た瞬間に、何か違和感を覚えます。

飛行機から空港までの臨時の道が、少し坂になっていると思うのですが、そこを歩くのが過去一できつく感じました。足がとても重く、息苦しさがあります。そして10分ほど経つと足先のしびれ(高山病の症状の一つ)がありました。

とにかく息切れがしやすく、いつもたやすくやっていることが、全てきつく感じます。

 

酸素濃度を測ってみると、80でした!日本ではありえない数字です。

 

酸素ボンベが必要なほどにはならなかったのが幸いです。空港には酸素ボンベが常備されているそうです。

 

最後に

日本からボリビア・ラパスに行こうとすると、なかなかできない体験ができます。

長すぎるフライト、富士山以上の標高にいきなり降り立ってみたい方、ぜひラパスに行ってみてください!